2007年04月26日
乾癬と自然治癒力
|
良い本と出会った。「乾癬が治るとき」です。まだ最後までは読んでいないが、ゆっくり熟読するようにしている。「乾癬は現代医学では原因はわからない」とし、対処療法ではなく、自然治癒力で治療するという考え方。私は医者でないので、現代の西洋医学と東洋の自然治癒を活かした医学を比べ、どっちが正しいとは言えないし、言うつもりもない。でも自分には、やはり自然治癒力を生かして乾癬治療をしていく方向性の方が合っていると思う。ステロイド剤のような薬物を使うことには抵抗がある。副作用が怖い。外部から受けた細菌により感染病や、骨折などと違い、身体全身の病気である慢性病には自然治癒力を高めて治癒するという考え方に賛同したい。昔、健康自然食のセミナーで聞いた話、「人は健康で生きられるように作られている。自分で作った病気は自分で治せる」という考え方とこの本に書かれている乾癬の治療の考え方は一致するので、妙にしっくりくる。「人は生まれつき乾癬になっているわけではない。受胎した時から順調に細胞分裂して一個の人間に生まれた時は健康そのものだった。ところが、気がつかないうちに細胞分裂に異常が生じた」と書籍に記してある。そして、「何がきっかけとなっているのかは人それぞれ違いがあるが、まず自分の過去を振り返ってみてください。大抵の方は、精神的緊張や不安、心の受ける外部からの諸々の刺激を受け、それがストレスとなって自分自身の弱い部分に乾癬として発症したという場合が多い」と続いている。「正常な細胞分裂を行なっていた体内細胞が異常になるには、そうした要素が心の奥深いところで作用しているのではないかと考えれえます。何らかの原因があって自分の体内に発生した異常であれば、体内に存在する治癒力を引き出すことによって、乾癬を完治させることが十分に可能」とあります。本当に、この文章を読んだ時は、尋常性乾癬の治療の糸口が見えた気がした。そして、心の奥深いところに原因があるのであれば、やはり簡単には治癒しないと思った。絶対に治ると信念を強く持つことが大切なのは言うまでもないことだが、自分を(まわりの環境も含めて)大きく変え改善しないと尋常性乾癬の完治は無理だと思った。だから思い切った決断をして、私の場合、過去の自分の振り返ってみると、仕事から受ける精神的緊張や不安が大きすぎた。ストレスをなくそうとしても、そのストレスを発生させている根本原因が仕事にあるのであれば、ここにメスを入れなければならないと感じた。だから会社員を辞めることにした。