2007年08月21日

自然のリズム

乾癬治療で心掛けたいのが、自然のリズム。もちろん、色々な要因が複雑に絡み合って尋常性乾癬という症状となっていると思われますが、ひとつずつ紐を解いていくしかないでしょう。最近は「ストレスを溜めない生活をする」と決め、生活習慣を少しずつ改善してきました。結果、乾癬の症状が良化。気をつけていたのが自然のリズムです。

人間の体の中には、生まれながらに体内時計と呼ばれるものがあります。時を刻みながら、体に活動と休息のリズムを与えています。人は昼夜サイクルが自然と一致している限り、体内時計が太陽の光によってキチンと調整されるそうです。

ところが、現代人は徹夜、夜更かし、朝寝坊などで生活のリズムを崩しがちです。私たちの生活は、朝から満員の通勤電車、会社では忙しさに追われ、休む暇がないので自律神経は常に緊張を強いられています。交感神経の過緊張です。そんな生活は乾癬に原因のひとつ。

交感神経に対して、休息する神経で副交感神経。交感神経優位の状態が続き、副交感神経の働く時間が少なくなると、体は疲れ果ててしまいます。免疫機能も低下しやすくなり、風邪も引きやすくなったりします。

サラリーマンを辞め少し時間が経ちました。大きく改善されたのは、休息する時間が自由に取れるようになったこと。体に溜まるストレスも減り、乾癬の症状も良化してきました。

日の出と共に起き、日没と共に床につくというのは、現代人には少々無理な生活のリズムですが、早起き、早寝を心がけ、休息を取りながら、ストレスを溜めない生活へ改善することはできます。

乾癬をいつまでも抱えていてもしかたありません。体内時計を調整し、自然な生活リズムを心がけ自律神経のバランスを保つのが、乾癬治療の秘訣のようです。

a0159369 at 11:08乾癬治療日記