乾癬とは

2006年12月17日

乾癬は、皮膚表面が銀白色の鱗屑(ふけ)をともない浸潤をふれる境界明瞭な紅斑が全身に出ます。

乾癬の紅斑の大きさ、数、形は様々で、発疹が癒合して大きな病変を作ることもあります。まれに発疹が全身におよぶこともあります。いづれにしても乾癬は健康な皮膚と患部とがはっきりしているのが特徴です。

また乾癬は人に移る心配はありません。ウィルス性の皮膚炎とは違って感染することはありません。アトピー性皮膚炎のような強いかゆみはなく、時々かゆみを発します。

乾癬にはいくつかの種類があります。一番多いのが尋常性乾癬で約90%を占めます。
乾癬は古い皮膚が完全に剥がれ落ちる前に新しい皮膚がどんどんつくられることで起こると考えられています。

通常、乾癬で命にかかわることはありません。
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